大祓は、我々日本人の伝統的な考え方に基づくもので、清らかな気持ちで日々の生活に勤しむよう、自らの心身の穢れ、災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的としています。
年に二度おこなわれ、六月の大祓を夏越(なごし)の祓と呼びます。
半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るため、茅(かや)や藁(わら)を束ねた茅の輪(ちのわ)を神前に立てて、これを三回くぐりながら「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」と大祓詞を唱えます。
人形は男性用の白の紙・女性用の赤の紙にそれぞれ一人一枚として、名前と年齢(数え年)または生年月日を書きます。
そして、人形で全身を撫でて、人形に息を3回吹きかけます。
そうすることにより、自分の罪穢れを人形に移し、我が身の代わりに清めるというものです。
あとは人形を神社の人形納箱にお納め下さい。
人形納箱は本殿の正面に設置してあります。大祓式の神事(6月)の前までにお納め下さい。